2020.11.10
2022年12月1日から、一部のETC車載器が使用できなくなるとされている、
いわゆる「2022年問題」ってご存知ですか?
電波法関連法令の改正、『スプリアス規格』が関係して
一部のETC車載器は2022年12月1日以降使用できなくなっちゃうんですって
そもそも、スプリアスって、なんやねん! Googleせんせ~い!
分かったような、分からないような・・・・
とにかく、旧スプリアス規格の製品を使用している人には、
2022年11月30日まではそのまま使用してもよいという特別措置が取られてきたけど
その期限が、切れるから、使えなくなっちゃうよ~!って事ですね。
(テレビが地上デジタル化される際に取られていた措置と似ていますね。)
『わたしのETCは~?』って所ですが
国土交通省は、対象となる機器について下記のように発表しています。
旧スプリアス規格認証ETC車載器としては、
ARIB STD-T75準拠品が該当すると考えられます。
2022年12月1日以降、
ARIB STD-T75準拠のETC車載器を使用することは、
電波法に照らし適当ではない状態となる可能性があります。
- 国土交通省
でも、取り付け箇所などにより外見からの分かりにくいし
旧規格の機器でも新規格に対応できるようメーカー側が
再申請している場合もありますので
車載器メーカー問い合わせるのが確実です。
さて、『対象だった!どうするん?』ですが
ご自身の使用しているETC車載器が旧スプリアス規格だった場合の対応として、
①まずは現行の規格に準拠した機器への買い替え
②買い替えが難しい場合、引き続き使用するために
お近くの総合通信局への確認届出書の提出が必要なんだそうです。
→「総務省 電波利用ホームページ」
また、心配なのは、『ETCのゲート通れるの?』って所ですが、
国土交通省によると、特別措置の解除後に急に料金が精算されなくなったり、
ETCゲートが開かなくなるようなことはないようです。
でも、急に・・・・っていうことは、いつかは・・・・ってことですよね
そして2030年以降には、さらに多くの車載器が使用不可となる見込みなんですってwwwwww!
出典********
道路:ETC利用案内:旧スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器について - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/road/yuryo/etc/spurious/index.html
総務省 電波利用ホームページ|免許関係|無線設備のスプリアス発射の強度の許容値
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/spurious/