2020.12.05
お客さまからの問い合わせです。
『エンジンが、かからないんだけど・・・』
遠方(和歌山)からの帰りのことです。
出先で、エンジンがかからなかったら焦ってしまいますよね。
色んな状況が考えられますが
当、営業マンが、まず、お伝えした事
『ブレーキを強めに踏み込んで、エンジンをかけてみてください』
今回は、その対応で無事エンジンがかかりました。
「いつも、ちゃんとかかるし、まさかぁ~、そんな事」って思いますでしょう?
でも女性の方とか、急いでいるときは、ありがちの様です。
踏み込みが浅いだけで、エンジンをかけようとしても反応しない場合があるんです。
強めに踏み込んだうえでもう一度かけ直してみましょう。
また、MT車の場合もクラッチペダルを奥までしっかり踏み込みましょう。
その他、簡易的なヒューマンエラーの対応法を
・シフトがPに入っていない
クルマは動力がタイヤに伝わることで発進しますが、
エンジンをかけた際にいきなり走り出さないように安全対策として
シフトがPのポジションに入っている場合に限りエンジンがかかるようになっています。
もし、P以外のポジションのままになっている場合はPのポジションにシフトレバーを入れましょう。
・電子キーの電池切れ
電子キーの電池が切れていたり、残量が不足していることでエンジンがかからなくなることがあります。
その場合はまず、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーを抜き、
キーを鍵穴に差し込みクルマに乗り込みます
車種によっては鍵穴が隠れているものがあります。
シフトがPにある状態でブレーキを踏みつつ、
電子キーでエンジンのスタートスイッチボタンを押すことで
エンジンをかけられます。
・ハンドルがロックされている
キーが刺さっていない状態での盗難を防ぐためにハンドルロックという仕組みがあります。
この状態になってしまった際は左右にハンドルを動かしつつ
キーを回してエンジンをかけることで解除可能です。
スイッチ式でエンジンをかけるクルマの場合はハンドルを動かしつつスイッチを押します。
・バッテリーがあがっている
(バッテリーが上がって間もないときは、
まだ少し電流が流れる状態なので室内灯はつく場合があります。
ヘッドライトは薄暗いと思います。だんだんと電流が流れなくなり完全に暗くなります)
セルの回りが極めて苦しそうであれば、バッテリーも寿命かもしれません。
寒い冬の朝など、突如こういった状況になってしまいます。
何とか掛かっても、数日以内に必ず本当の始動不能となるので要注意です。
ぜひ、お電話でご予約の上、バッテリー点検・交換にご来店くださいませ!